「頑張る」という「執着」について

前回書いたポッドキャストOver the Sun(Ep.95 「OGORI&MUNO」の回)について
もう一本いきます。
パーソナリティージェーン・スーさんと堀井美香さんの話で、
私的に非常に興味深かった内容です。
 
できないことがあっても、頑張ればなんとかなる! と思って
実際に頑張ってなんとかなっちゃった人、これからがほんとにしんどい」という話。
 
わーーーかーーーるーーーーー
 
以下は、引用も入れつつ私の解釈も入っていますが、
恐らくこういうことなのではないかと。
 
「できない」と諦めて頑張らないと、次につながらないのでは?
「得られるはずの成長」が手に入らないのでは?
と思って、頑張ることに執着してしまう。
 
「執着」=「欲」となり
「頑張りという名の執着・欲」を捨てられなくなってしまう……
 
彼女たちは、「社畜として生きてきた我々世代にありがちな問題」と話していたけれど
私は結構最近まで、20代の若い子でもこのメンタリティにはまりこんでいる
人や同僚、たくさん見てきたんだよな……。
 
こと、人はチームになったり組織になると「みんなで頑張る」「一人ひとりが頑張る」
ということが美徳としてとらえられがち。
これ自体は悪いことではないし、努力も頑張りも、当然ある程度は必要で、
良いことなんだと思います。
ただ、いつしかこれが「執着」になり「欲」になっちゃってること、
ズブズブにはまっちゃうと、どんどん気付きにくくなっちゃうんじゃないかな?
 
ジェーン・スーさん曰く、
「やりきったから後悔はない」というのも、ある種のセーフティネットになっちゃってる。
 
これもまた、激しく同意ーーー
 
人ってほんと、執着とかこだわりが、捨てられない生き物なんだよな。
 
なるべくこだわらず、執着せず、生きていきたいと思う今日この頃です。