「新しい」がトリプルパンチな仕事

海外企業が日本にビジネス参入するにあたり
来日時の通訳の仕事を任せていただくことになりました。

 

とはいえ、まず契約書を締結するにも、仕事内容を事前準備するにも
「新しい」が多すぎてテンテコマイ。

契約書締結に至る前に、少し時計を戻して説明します。

 

トリプルパンチだった「新しい」は、以下の3つ。

  1. 初の海外(欧米)企業からの直請け
  2. 「支払いは米ドル」と言われた
  3. 全く馴染みのない業界で、初のビジネスミーティング通訳

自分で書いてて、あらためて無茶苦茶やるな、と思う。

最低でも「3」は、初めてじゃない方がいいと思うよ、自分。

 

とはいえ、請けてしまったからには、やるしかない。

1. の「支払いは米ドル」だけでも、だいぶ手間取りました……。


見積もり自体は日本円で話を進めていたのに
いざ契約書を結ぶ段階で、もちろん契約書は英語だし
「支払いは米ドルオンリーです」て言われるやらで

 

「え?! いま、超絶円安なんですけど。このレートで決めるの怖い!」
「海外送金…手数料って、どうなるの?」

 

ってテンパる。

海外ともよく仕事をしている知人やエージェンシーに
商習慣の違いや、外貨支払いの際の注意点などを聞きまくりながら
契約書についても、知人にざっと確認してもらうことに。
(しがないフリーランス、単発案件で弁護士を雇う予算とかありません涙)

 

「不安しかない!」


という状況でやり取りを続けるなか、
ようやく先方から送られてきた契約書。

 

そしたらさ。
なんと……
ギャラが、事前に合意とっていた金額と全然ちがう!!!

 

(つづく)