履歴書の「性別」記入が任意になっていた

けっこう前に、米国の会社の仕事を受注するために面接受けたら

Zoom面接、まさかのカメラがオフだった

というエピソードを書き、その流れで面接すらカメラオフなのに

日本は履歴書から写真貼るんだよなー

カルチャーと監修の違いって面白いなーなんて話を書きました。

(参考: 履歴書に、写真は必要なのだろうか?

 

そして最近、ひょんなことから履歴書のあれこれを調べる運びとなり

履歴書の写真欄はまだあるけれど

「性別」欄が任意になっている、ということを学びました。

2021年4月に、厚生労働省が推奨の履歴書フォーマットとして

性自認の多様な在り方に対応するため、〔男・女〕の選択ではなく任意記載欄」

になったとのこと。

 

厚生労働省新たな履歴書の様式例の作成について

(出典:厚生労働省新たな履歴書の様式例の作成について」)

勉強不足で、知りませんでした。

 

素晴らしい……ような、「任意」なら「欄なし」でも良かったようなw

あえて残すところに、日本らしさを感じた。

(ちゃんとした理由ががるのかもしれないけれど)

任意とはいえ、欄があったら埋めちゃいたくなる、あるいは

「書かないと変に思われるかな?」

と思ってしまうのが人の心理な気がする(私だったら絶対書かないけどw)。

 

そのほか、履歴書の右下に記入欄のあった「通勤時間」についても

プライバシーへの配慮で削除した、といった変更もあったようですね。

 

この流れで、次は写真がなくなるといいな、なんて思う今日このごろです。

 

以下関連した投稿もよろしければ。

 

なんだかんだ言って、サラリーマンてすごいよ

前回の記事で、とある企業からの「正社員か契約社員で働かない?」というありがたいお申し入れを

「独立してから半年でサラリーマンに戻るのは、早すぎる」という

中途半端な理由でお断りした、という罰当たりなことを書きました。

 

誓って言いますが、「会社員よりフリーランスの方が絶対いいよ!」なんて

私は口が裂けても言いません。

気楽な面もあるけど、それと同等、あるいはそれ以上にシビアな面もある。

ここまで、どちらかというと「サラリーマン脱して幸せー フリーランス万歳ー」

みたいなことばかり書いてきたので、今回はちょっと方向性変えてみます。

 

「期間限定で契約社員になってほしい」と言われた時の話

ほぼ時を同じくして、ライティングのお仕事で、

社会保険雇用保険、失業保険などにまつわる記事を書く機会に恵まれ

色んな記事を読んだりして、リサーチしていました。

 

そこから学んだこと。

 

いや、サラリーマンって、マジですげぇ。笑

 

なんて、手厚く守られているんだ!

どう転んでも、守られている。

仕事失っても失業保険が降りて、再就職すれば祝い金が出て……

正社員信仰がまだまだ強いのは、このためか…!と、改めて実感。

日本の社会保障、すごすぎじゃないか?!

 

かくいう私も、ほんの半年前まではサラリーマンだったので

全力で会社に寄り掛かり、甘え、ほぼ体半分くらいは

「会社」という沼に埋まった状態で生活していました。

 

体調悪いつったら有給使って休めるし、

パソコン不具合あるっつったらサポートデスクが助けてくれるし、

将来計画ゼロの私のような人間にも、確定拠出年金とか積み立ててくれるし。

 

「何かあったら会社が助けてくれるだろう」くらいの気持ちで

ロクに給与明細も見ず、ボーナスがいつ出るかも覚えず(←リアルです)

もちろん社会保険や税金なんて、いつ・いくら支払っていて、

どのくらい会社が負担してくれているかも、

考えることすらしませんでした。

堕落サラリーマンの代表格だった。

 

今となっては、

「毎日病院通いしないと、元取れなくない?」と思うほどの保険料を支払い、

「私は住民税を納めるために働いているのか?」と思うような税金を支払い、

「働けなくなったらどうしよう」という不安にまみれて

小規模企業共済に入るという人生に変わりました。

 

安心・安全だけどがんじがらめな会社という沼から抜け出し、

社会的責任に自分で向き合う、という新たな沼に入った感じ?

マジで、底なし沼。

 

でも、それでも!

今はこの新しい沼が新鮮でいいんだー 

ということで、「サラリーマンすげぇ」と感心しつつ

私はしばらく、個人事業主で踏ん張ってみようと思います。

えいえいおー。

「期間限定で契約社員になってほしい」と言われた時の話

個人事業主として独立してから約半年。
 
クライアント先企業さんから
「正社員、あるいは期間限定でもいいので契約社員になってくれないか」
と言われました。
 
この不景気な世の中、本当にありがたいお申し出で、頭が上がりません。
 
だが、しかし。
 
ペーパーワークが大の苦手な私が、ようやく開業届を出し
社会保険もろもろの手続きを終え
確定拠出年金iDeCoに切り替え
小規模企業共済にも入った。
というタイミングで? 
早すぎるわー いくらなんでも早すぎるわー
 
件の企業としては、センシティブな情報を扱ったり
社内のシステムにも入って作業してもらう要員が必要で
そのために「社員」になって会社のパソコンを使ってもらうのが手っ取り早い、
ということだったようです。
 
すでに業務委託として一定の仕事を請けており
業務内容にも馴染みのある私のスキルセットがぴったりだった、とのこと。
 
本当にありがたいお申し出であることは重々承知の上で
もろもろ検討した結果、やはりお断りしました。
 
「せっかく独立したばかりなので、なんとか業務委託の範囲でお仕事させてほしい」
と丁重にお願いし、既存の契約を少し修正することで、折り合いがつきました。
 
正社員という形でサラリーマンに戻るのは避けたかったですし
一定期間の契約社員のためだけに
社会保険もろもろの手続きがまたややこしくなることも避けたかった。
じゃあ社会保険には入らない契約にしてもらえば良いのでは?というと
以下の労働時間を超えると、会社は従業員を社会保険に入れる義務が発生するらしいですね。
 
 
つまり、
「もっと仕事をお願いしたいから契約社員になって欲しい」
から始まっている話なのに、
社会保険に入らずに契約社員になることで、労働時間は限定されてしまう」
というところに行き着いてしまう、という感じ。
 
さらに言うと、社保にも入らずに、
あえて業務委託から契約社員に契約を切り替える
ということ自体、私にとってはメリットゼロになってしまうんですね。
 
やー、いろんなことがあるわー。勉強になるわー。
 
とりあえず今回はひと段落つきましたが、まだまだ色々、ありそうです。

フリーランスって具体的に、なにやってるの?

前回から、更新がだいぶ空いてしまいました。
 
さてさて、「フリーランスになったよー」というステータスから
「今フリーランスで働いてます」という言うくらいには
フリーランサー生活が板についてきたな、と思う今日この頃。
 
久々の質問シリーズです。
 
会社員だった時は「XXX(社名)に勤めています」
とか
「XXXの会社でXXXX職についています」
と言っておけば、仕事について詳しく聞かれることはありませんでした。
 
ところがフリーランスとなった今、
  1. 「 1日の流れはどんな感じなの?」
  2. 「具体的には、どんな仕事何してるの?」
と、聞かれることが増えた!!
 
ごもっともな質問な一方(おそらく私も、こういう質問してきた)
なんて難しい質問なんだ……。
 
1.については適当に答えられるとして(オイ)
2.に関しては、ある程度同業者じゃないと、説明が超むずかしい。
 
最近取り入れて、一番わかりやすい(と自分では思っている)のは、以下。
 
「ウェブサイトやアプリの、コンテンツのローカライズなどをやっています」
 
・・・いかがでしょう?
ちなみに、小規模企業共済に入る際、電話口でこの説明をしても全く通じませんでした。
 
相手に応じて、いくつかもっと分かりやすい説明を用意しておくべきだなー。
人に説明すると、自分がやっていることを客観的に見ることができるし
棚卸しにもなったりするので、とてもありがたい。
 
あとは、実際に企業に自分を売り込む際にも(やったことないけどな)
必要な説明スキルだと思うので、良い勉強・練習になっているなと思う。
 
ちなみに、とっちらかっている私の「肩書きゼロ」な仕事については、
こちらの記事でも少し触れていますので、よろしければ🙏
 
 

「頑張る」という「執着」について

前回書いたポッドキャストOver the Sun(Ep.95 「OGORI&MUNO」の回)について
もう一本いきます。
パーソナリティージェーン・スーさんと堀井美香さんの話で、
私的に非常に興味深かった内容です。
 
できないことがあっても、頑張ればなんとかなる! と思って
実際に頑張ってなんとかなっちゃった人、これからがほんとにしんどい」という話。
 
わーーーかーーーるーーーーー
 
以下は、引用も入れつつ私の解釈も入っていますが、
恐らくこういうことなのではないかと。
 
「できない」と諦めて頑張らないと、次につながらないのでは?
「得られるはずの成長」が手に入らないのでは?
と思って、頑張ることに執着してしまう。
 
「執着」=「欲」となり
「頑張りという名の執着・欲」を捨てられなくなってしまう……
 
彼女たちは、「社畜として生きてきた我々世代にありがちな問題」と話していたけれど
私は結構最近まで、20代の若い子でもこのメンタリティにはまりこんでいる
人や同僚、たくさん見てきたんだよな……。
 
こと、人はチームになったり組織になると「みんなで頑張る」「一人ひとりが頑張る」
ということが美徳としてとらえられがち。
これ自体は悪いことではないし、努力も頑張りも、当然ある程度は必要で、
良いことなんだと思います。
ただ、いつしかこれが「執着」になり「欲」になっちゃってること、
ズブズブにはまっちゃうと、どんどん気付きにくくなっちゃうんじゃないかな?
 
ジェーン・スーさん曰く、
「やりきったから後悔はない」というのも、ある種のセーフティネットになっちゃってる。
 
これもまた、激しく同意ーーー
 
人ってほんと、執着とかこだわりが、捨てられない生き物なんだよな。
 
なるべくこだわらず、執着せず、生きていきたいと思う今日この頃です。

フリーランスと失敗と、無能の話

私はポッドキャストが好きでいろいろな番組を聞くのですが、
先週7月29日の「Over the Sun(オーバーザサン)」が秀逸だったので紹介させてください。
(Ep.95 「OGORI&MUNO」の回です)
 
今年からフリーランスになられた元TBSアナウンサーの堀井美香さんが
ご自身の失敗談を話す回だったのですが。
すごくリアルで、ロー(raw)な内容でした。
 
とあるカンファレンスのファシリテーションのお仕事をした際、
「勉強した内容が、思うように発揮できなかった」
「トンチンカン・クエスチョンをして場をしらけさせてしまった」
みたいな話を赤裸々にされていて、最終的に
「私はなんて無能なんだ」とおっしゃっていて。
 
堀井さんほど活躍されている方でも、自分で自分を「無能だ」と思うことがあるとは!
というところに、なんとも言えない感慨を覚えました。
 
かつ、「何をしてても思い出してしまい、ため息ついちゃう。落ち込む……」と
テンションも声音も低い声でおっしゃっているリアリティがすごかった。
そしてそれをポッドキャスト番組で吐き出し、
ジェーン・スーさんが素晴らしい言語化でサクサクっとアドバイスしていく感じ。
 
無能って思うこと、あるよねー。
それ認識して、次回以降に生かすしかない。
そして「生かす」=「もっと頑張る」じゃない時もある。
単純に、「次は苦手な仕事は受けない」ってこともあるよね、って。
 
はー、刺さる。
 
世代や性別を超えて、共感できたり励まされる人は多いのではないだろうか。
 
何を隠そう私も、数回にわたってこのブログで
「自分は無能かもしれないと思う瞬間」をシリーズ(?)で書きました。
その上で、私的にも結論は
「自分の無能が発揮される仕事は、なるべく避ける」だな、と思っているのでした。
 
よければ、無能シリーズもご一読くださいね。

夢もやりたいこともないけれど、全力でポジティブ

前回まで、仕事への「こだわり」とか「情熱」などについて書きましたが
ちょっと言い訳したくなったので追記します。
「こだわり」とか「情熱」がサッパリないからといって、
「仕事に対してネガティブな気持ちで取り組んでいる」
というわけではありません。
 
むしろ、サラリーマン時代と比較すると、
今の方がよりポジティブな気持ちで取り組めているな、と思う。
 
人から依頼を受けて仕事をするスタイル(業種?)のフリーランスなので
一緒に働く人とのやりとりで、「役に立てているな」「もっとこんな風にやると、役立つのでは」
みたいな感覚を得ることができ、それが自分のやりがいになっている気がします。
1求められてるところに、2を返す! 
喜んでもらう!
それによって、また仕事をもらえる!
というポジティブサイクル。
私にとっては、分かりやすい。
(そんなに上手くいくことばかりではないのは、いったんさておき)
 
一つ一つの仕事は、色々異なることをやっているため「すごく好きな仕事!」とか
「好きなブランドに関わっている!」といったキラキラ感はないですが
私にとっては一つ一つ大切な仕事だな。と思えている感じです。
 
会社員だと、必ずしもこうはいかないですよね。
政治とか、チーム間の関係維持のためとか(←これも政治か)、
出世欲の強い人がいることによるやりづらさとか(←これも政治か)、
色んな事情によって、「やりがい」を感じる余裕がなかったなー。
もちろん、人によると思いますが。
 
昨今、「本当にやりたい仕事を見つける」とか「夢を実現する」といった
キラキラ感のある「仕事観」が、必要以上に持ち上げられている気もします。
 
もちろん、夢があれば叶えたいだろうし、叶っちゃったら素晴らしい。
「やりたいこと」がある人が、それを仕事にできたら、本当に素晴らしい。
 
でもそんなのなくても、楽しくやりがいを持って仕事することは可能なのでは?
と、思う今日この頃。
 
この思いが変わらないまま、とりあえず1年はフリーランス生活が続くといいなー。
1年後、ぜひ振り返ってみたい(忘れてなければ)。