おもしろい仕事 (1)
直近で、おもしろい仕事をしたので、書きたいと思います。
「おもしろい仕事」には、「やりがいがある仕事」であるとか「興味のある分野の仕事」
であるとか、いろんな種類があると思います。
今回の仕事は、そういった類の仕事ではなく。
なんていうか……「恐ろしくもあり、面白くもある仕事」という。
自分的初分野のおもしろさ、でした。
とあるドキュメントの翻訳を受ける際、
ドキュメントとドキュメントでサンドイッチされた間に
「極秘文書(Highly Confidential Document)」
が挟まれてきたのです。
「文書の性質上、絶対外には出せないし、かといって
社内の通訳・翻訳者に任せるわけにもいかない。
詳しく説明したいから、今日時間はありますか」
と聞かれ、急遽Zoomミーティングを行いました。
そこで聞いた、この「極秘文書」の内容とは。
なんと、「社内チャットの文章(日本語)」でした。
同僚や部下に対しての暴言が多い、とあるAさんのチャット文面が
何枚もスクリーンショットされている。
これが、社内告発のための資料になるのだといいます。
人事案件、ってやつですね。
外資企業の場合、こういったものも海外本社にエスカレーションする必要があるため
チャット文面を秘密裏に英訳する必要があるとのこと。
もちろん、他の翻訳の仕事もすべて機密扱いで受けているので
私としては情報の取り扱いとしては変わらないのですが。
それにしても、中身が。中身がすごい。
中身については、差し障りがない範囲で次回、書こうと思います。