「恵まれている呪縛」が解けた今、思うこと

会社員時代は、いろんな意味で恵まれていました。

 

良い上司やチームにも恵まれたし

お休みも比較的取りやすいし(ただし会社スマホは常に携帯)

朝も夜もなく残業が多いような業種でもないし

安定してそこそこのお給料ももらっていたし。

 

が、この「恵まれている状態」が逆に

 

「この仕事をしたいと思う人は、他にもたくさんいるんだ。

 ありがたいことなんだから、頑張らなきゃ」

 

という謎の呪縛になり、とにかく頑張っていたと思う。

 

で、頑張っちゃって一個プロジェクトをうまく回しちゃうと、

さらに大きなプロジェクトを任されちゃったりしますよね?

望んでもないのに?

 

「ほら、こんな大きなプロジェクト任されて、嬉しいでしょう」

 

とばかりに。

 

一体これ、どういうマジックなのかロジックなのか。

これで喜んでる人、ほとんど見たことないのに(←類友なだけか?)。

 

「本当にやりたい仕事があってそこに向かって突っ走っている」

とか、

「今の仕事にパッションを持っている」

とかでない限り、つまり多くのサラリーマンにとっては

この「仕事の報酬は仕事」制度は、成立しないのでは?

 

……と。

「恵まれている呪縛」が解けた今、強く思います。