自分の「無能ポイント」を、ポジティブに認識する

「無能」と「ポジティブ」
相反する言葉では?と、思いました?

 

私は実は、そんなことないと思っています。
前回まで4回かけて書いた「自分は無能かもしれないと思う瞬間 」ですが
「自分の無能ポイント=苦手分野」を知っておくことって、
「自分の有能ポイント=得意分野」を知っておくこと以上にむしろ大切かも?
と思っていたりします。

 

なぜなら、「自分の無能ポイント=苦手分野」を知らずにやり続けると、人様にご迷惑をかけるから。

 

どういうこと?
と疑問に思った方はぜひ、過去の私の
自分は無能かもしれないと思う瞬間 」シリーズをチラ見ください。
盛大に、人様に迷惑かけています(本当にごめんなさい)。

 

最大限に注意を払い、人よりも多くの時間を費やしている。
にも関わらず、超絶くだらないミスをする。見落としをする。
これはもう「苦手」以外のナニモノでもありません。

 

「自分は、XXXXが苦手なんだ」と言うと、たまに友人知人から
「そんなネガティブにならなくていいよ!」
「劣等感を持つ必要はないよ!」
と言われることがあるのですが。

「・・・ん? 別にネガティブにはなってないけど?  劣等感の話ではないけど?」と、

話が噛み合わなくなります。

 

人間誰しも完璧ではないし、自分が完璧でないことは十分すぎるほど承知しているし、
であれば「何が苦手で、人様に迷惑をかけるレベルで苦手なのは何か」を
ブレイクダウンして認識し明確にしてくことは、非常に重要なことだと思っています(個人的な意見ですw)。

 

「自分の苦手分野」が明確になったら「これか!」と肝に銘じて
なるべくこの分野の仕事をしない、に限ります。
(+たまーーに、しなきゃいけない際には充分注意する)

  • 自分の「苦手分野」を認識すること
  • 「苦手分野」に劣等感を持つこと

この2つは、全く異なる類のものではないか、と考えています。
むしろ、自分の「無能ポイント」を認識することは
結果ポジティブを生み出すために、重要なんじゃないかなと。思うわけです。

 

も一つ言うと、こういうこと言うと、時に

「開き直っている」「反省がない」

と言われることもありますが、これもまた
「ん? 反省してるからこそ、理解・認識を深めようとしてるんですけど?」
と噛み合わなくなります。

 

物事の理解や認識の切り分けって、本当に難しいな、と思う今日この頃です。

自分は無能かもしれないと思う瞬間 - v.4

「自分は無能かもしれないと思う瞬間 」、ついにv4です。
 
もう本気で、自分にウンザリするレベルですが
「たかが10円のために、またリマインダの連絡をさせる仕事を増やしてはいけない」
と思い、結局10円の「預かり証」をもとに振込先を指定する書類を返送しました。
 
今度こそ、これで、終わり!!
・・・と、思ったのも束の間。
 
翌日また保健組合からお電話をいただきました。
 
健:「すみません、支店名は記載があったのですが、肝心の口座番号がなく……」
私:「・・・!!!! す、すみません。口座番号の記載がなかったですか! お待ちください、今すぐお伝えします!」
 
いつも間違えがちな支店名を、絶対待ちがないぞ!!
と気合入れてダブルチェック、トリプルチェックした結果、
肝心の口座番号を記載していなかったとのこと(白目)。
こんなこと、あるでしょうか。
 
申し訳なくて謝りに行きたいほどだけれど、行っても仕事増やすだけなので行きません。
とにかく、どれだけ自分がペーパーワークに向いていないか、痛いほど分かりました。
人に迷惑かけるレベル。
本当にごめんなさい・・・。

10円に揺れる私の心

「自分は無能かもしれないと思う瞬間」v3 は、
新しい健康保険証とともに届いた10円分の「預かり証」について書きたいと思います。
 
自分の不注意で、保険料を10円多く支払ってしまったことにより
健康保険組合の事務作業を増やしてしまいました。
担当者の印、出納員の印、社印と、さらには割印までされた
立派な「預かり証」です。
 

健康保険を任意継続するにあたり、書留で送るべき金額が10円多かった際の「預かり証」

 
こんなことで、人様の仕事まで増やしてしまった。
申し訳ないやら情けないやら。いや、本当に申し訳ない。
 
わずか10円のために、これ以上多くの人にお手数かけるのは申し訳ないので
この「預かり証」はもうなかったことにして、封印しよう。
 
と、思う一方、もしかしてこの10円を取りに行かないと
新たに「催促する」という仕事を増やしてしまうのか……?
 
たかが10円。
されど10円。
放置するのが良いのか、取りに行くのが良いのか。
心が揺れています。

自分は無能かもしれないと思う瞬間 - v.2

前回の続きです。
フリーランスになるにあたり、健康保険は自分で申し込まねばならず
会社員時代の健康保険を2年間、任意継続することにしました。
 
これは私が苦手とする
「決まったに決まった情報を記載し、決まったところに送る」
というペーパーワークです。
 
任意継続をするにあたり、しなくてはいけないことは主に、以下の2つです。
  • 所定の任意継続申込書に記入する
  • 退職月分の保険料を現金書留にし、記入した申込書と一緒に、健康保険組合支部に送る
これだけです。
これだけのことですが、驚くべきことに、やはりちゃんとできませんでした。
 
今回私が間違ったことは、以下の2つです。
全然、できてない!!!w
 
今見返すと、我ながらなぜこんな簡単なことができないのか
不思議になるほど。
 
私の作業がめちゃくちゃだったのにも関わらず、
新しい健康保険証は中1日で届きました。
なんて素晴らしいのでしょう。
 
そして一緒に届いたのが、私が多く払いすぎた10円分の「預かり証」です。
(本当にごめんなさい)

自分は無能かもしれないと思う瞬間 - v.1

突然ですが、私はペーパーワークが苦手です。
 
ペーパーワークって、日本語で言うとなんだろう。
ググってみたら「書類の作成・整理・保存などの仕事。文書事務」と出てきたのですが。
書類の作成、整理、保存など、自分の容量でできる仕事は、苦手ではありません。
むしろ、得意な方かもしれない。
 
が、決まった欄に決まったことを記入して役所に提出する、とか。
数字を調べて照合し、正しい方を正しい欄に入力する、といった類のペーパーワーク。
極端に苦手です。
全くもって正しくできない。
計算ミス、書き損じも死ぬほど多い。
「なんでこんな簡単なことができないの?」
ということが、本当にできない。
 
本気で「自分は、なんて無能なんだ」と思う瞬間です。
 
社会に出て、最初にこういったペーパーワークをメインにやる仕事に就いていたら
心が折れて帰ってこれなくなってたのではないか、
と思うほどです。
 
会社員を辞めたことで、年金やら健康保険やらを
切り替えたり、申し込んだりしなければいけませんでした。
こういった作業が苦手なことはもう分かりきっているので
「調べる」というプロセスはなるべく省き(←この辺にもヤバさ滲み出てる)
健康保険は、会社員時代のものをそのまま2年間継続させて頂くことにしました。
 
「2年目以降は国民健康保険の方が安くなる可能性もありますので、
ちゃんと調べて下さいね」
 
と、繰り返し色んなところからアドバイス頂きましたが、
 
「無理むり。聞いてもその場で忘れちゃうし、正しく申し込みもできないし、
訳わからないことになるの間違いないから無理」
と、すべてぶった斬って何も調べずに
2年継続への申し込みを決めました。
 
果たしてこの「2年継続」の申し込みすらまともにできませんでしたので、
次回はそれについて書きたいと思います。

「心の中で演技する」という解決策

その後、少し(1週間くらい)、考え、悩みました。
 
収める税金がこれ以上、上がる? それは困る。
登録したほうが良いのか。逆に登録したら損になるのか。
もっと勉強したほうが良いのか。どう勉強したら良いのか。ゴールはどこだ!
 
行ったり来たり悩んだり、個人事業主の友人・知人にも聞いて回ったりした結果
良い解決策に出会うことができました。
それはすなわち、「心の中で演技する」という解決策です。
(*建設的な解決策ではないので、ご注意ください)
 
タイミングよく(?)私が独立したのは、今年です。
正直、今の税制もさっぱりわかっていません。
日々の帳簿つけも freee会計 のチャットサポートに毎日助けてもらいながらやっている始末。
 
なので、新しく導入されるインボイス制度に関しても、
「納税額が上がる」
と、とらえるのではなく
「もともと、こんなもんだと思ってた」
と思い込めば良いのではないか?
 
賢い知人からのアドバイスでした。
 
開眼!
ということで、この方法を採用しようと思います。
「もともと、こういうものだと思っていた」と心の中で演技をしつづけ、
2023年の制度導入を、当たり前のように受け入れたいと思います。
 
Fake it till you make it.

話題の?「インボイス制度」セミナーに出てみました

でもやはり避けては通れない、お金の話。。。
納税にまつわる制度が来年から変わるよっていうことで
今の制度も良くわかっていないのに「インボイス制度」についての
オンラインセミナーを受講してみました。
 
一般社団法人シェアリングエコノミー協会が主催してくださった
「【副業・フリーランス・シェアワーカー向け】来年からスタートするインボイス制度への備え方が学べる最新動向セミナー(財務省 後援)」
というやつです。
出た方、たくさんいるんじゃないかなー
 
難し過ぎて、禿げるかと思った。
 
結構序盤から、Youtubeのコメント欄が炎上気味だったのですけれど、
「え、なんでみんな怒ってるの? なになに?」
と、ついていけず。
 
頑張って2時間聴き続け、ようやく半分くらいは理解した気がします。
要は、収入が高くない(年間1000万以下)の免税事業者も、
2023年インボイス制度が執行されたら課税事業者にならざるを得なくなる・・・かもしれない。
となると、今は免除されている消費税の納付が義務になる、
みたいな話のようです。
えー、確かにそれは、、、負担だ。
 
私のようなフリーランスでも課税事業者として登録して
売上の10%を消費税として国に収めることで
発注者側は消費税の「仕入税額控除」を受けることが可能になるそうなのです。
Good for them, not so good for us...
 
うーん。もうちょっとちゃんと勉強しなきゃいけなそうです。