履歴書の「性別」記入が任意になっていた
けっこう前に、米国の会社の仕事を受注するために面接受けたら
というエピソードを書き、その流れで面接すらカメラオフなのに
日本は履歴書から写真貼るんだよなー
カルチャーと監修の違いって面白いなーなんて話を書きました。
(参考: 履歴書に、写真は必要なのだろうか?)
そして最近、ひょんなことから履歴書のあれこれを調べる運びとなり
履歴書の写真欄はまだあるけれど
「性別」欄が任意になっている、ということを学びました。
2021年4月に、厚生労働省が推奨の履歴書フォーマットとして
「性自認の多様な在り方に対応するため、〔男・女〕の選択ではなく任意記載欄」
になったとのこと。
(出典:厚生労働省「新たな履歴書の様式例の作成について」)
勉強不足で、知りませんでした。
素晴らしい……ような、「任意」なら「欄なし」でも良かったようなw
あえて残すところに、日本らしさを感じた。
(ちゃんとした理由ががるのかもしれないけれど)
任意とはいえ、欄があったら埋めちゃいたくなる、あるいは
「書かないと変に思われるかな?」
と思ってしまうのが人の心理な気がする(私だったら絶対書かないけどw)。
そのほか、履歴書の右下に記入欄のあった「通勤時間」についても
プライバシーへの配慮で削除した、といった変更もあったようですね。
この流れで、次は写真がなくなるといいな、なんて思う今日このごろです。
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