仕事に、情熱(パッション)って必要でしたっけ? - V.2

サラリーマン時代、社内プレゼンがとても多く苦心した、という話の続きです。
振り返れば会社員の仕事の多くは「根回し・交渉」だったので
プレゼンもその一部として飲み込んでいたのですが。
それにしても、その分量が多くなるとともに、大きくなる違和感。
 
プレゼンを褒め讃える際にも、以下のような言葉が飛び交います。
 
  • Your presentation was full of passion! (すごく情熱に溢れていて良かったよ!)
  • Love that your're so passionate about it!(パッションが感じられて、素晴らしかった!)
  • You have dedicated so much to this project! (とても献身的に、このプロジェクトに入れ込んだんだね!)
 
こういう時、私はいつも思っていた。
「仕事に、情熱(パッション)って必要だったんでしたっけ……?」と。
また、この分量の仕事が多い、重い、頻度が高い。
 
そしてだんだん、こう思うようになった。
「こういうの全部削ぎ落として、やることちゃんとやればOK!っていう働き方がしたい」と。
 
つまり、ものすごく長くなった結果何が言いたいかというと。
組織に所属せず個人事業主で働く今、
まさにこの「無駄を削ぎ落として、業務に集中する」環境ができているな、と思うのです。
 
「今の仕事に対して、情熱が持てない」
「本当にやりたいことが見つからない」
といったことを悩みに感じている人や、モヤモヤした気持ちでいる人の声を
私の周りや、ソーシャルメディア上でも、よく見聞きする気がします。
 
もしそのように感じている人がいたら、私は言いたい。
もしかして、その「情熱が持てない」ことこそ強みになる仕事が、あるかもしれませんよ?
「やりたいこと」はなくても、サクッと上手に仕事ができる環境であれば、
楽に(=「楽しい」と思って)働けるかもしれませんよ? と。
 
から、長々と書いた結論は、これでした。
長文駄文、失礼いたしました。