仕事に、情熱(パッション)って必要でしたっけ?

また間が空いてしまいました。
 
前回まで、私は仕事へのこだわりも情熱もないからこそ
会社員よりフリーランスの方が向いている気がする、
という話について書きました。
 
もちろん業界や仕事内容にもよると思いますが
私が今年の初めまで勤めていた外資系企業では
仕事への情熱や、仕事に対してやる気があり献身的である、
といったことが、非常に重要視されておりました。
 
プロジェクトなんてやろうものなら(←年中無数にやっていました)
プロジェクト開始前、キックオフ時、進行中、終了後に
社内のあらゆる場で企画について、進行について、結果について
各所にプレゼンしてまわる、慣習がありました。
(このプロセスを踏んでおかないと、あとあと「オレ/私はそんなの聞いてない!」
という輩が現れて企画がひっくり返ったりする、という摩訶不思議現象が起きるのです)
 
この「プレゼン」の際、内容や結果はもちろん、「熱量を込めてプレゼンする」
という要素が、重要な役割をもっていました。
 
そしてこの要素が、今思い出しても身震いするほど苦手だったw
 
「苦手」といっても、「できない」わけじゃない。
やらなきゃいけない仕事の重要な一部ですから、
全力でサラリーマンスイッチを入れてやり遂げます。
 
が、自分の中の一部が常に幽体離脱して上から自分自身を見下ろし、
「……これ、必要?」と聞いている感じがぬぐえませんでした。
 
長くなりそうなので、いったん次回へ続く。