フリーランサー、お金への不安

前回「フリーランスの生活は、不安定?」というタイトルで書きましたが
なぜ「不安定」と感じるのかな?
そしてなぜ、不安定って不安に直結するのかな?
というところを、もう少し掘り下げたいと思います。
 
不安定というのは、つまり「収入が不安定」ということを指していますが
「収入が不安定」というのは、必ずしも「収入が少ない」あるいは「収入がない」
という意味に直結はしません。
にも関わらず、なぜ「不安」がすぐに追いかけてくるのか?
 
人それぞれだと思いますが、私の場合には、
「いつやった仕事の売上(いくら)が、いつ入ってくるのか、トラッキング見える化)できていない」
ことなのではないか。
というのが、今のところの仮説です。
 
支払われる金額、タイミングが、取引先によってバラバラなんですね。
  • 取引先Aは基本プロジェクトベースで、プロジェクト終了後に請求書を出せば、7営業日以内に入金がある
  • 取引先Bは、1ヶ月分の受注業務を月末締めで請求書を出すと、翌月払いになる
  • 取引先Cは、さらに取引先αから仕事を受注しているため、私への支払いは翌々月になる
・・・などなど。
 
これが良いタイミングで散らばって入ってくれば、そこそこ安定感を装えるのですが、
タイミングが被ったりすると、逆に「支払いがない」時期もかぶる。
これが、恐怖ですよね。
マジで肝が冷えます。
 
なぜ肝が冷えるか?
ただ生きているだけでも、年金、社会保険料、住民税、家賃、水高熱など
決まって支払うべき固定費があるから。
支払いがない時期が続いて、固定費払えなかったらどうしよう!ってなるわけですね。
 
やー、ここまで書いてみるとほんと、当たり前のことばかりで驚愕しますね。
大丈夫か、自分。
 
出入金のトラッキングが難しい、見える化しづらいからこそ、
freeeのようなクラウド会計システム使ってるんじゃなかったっけ?
と、我ながら突っ込みたくなる。
つまりは、まだまだペースが掴めてないってことなんだなー。
 
精進いたします。

フリーランスの生活は、不安定?

フリーランサーとして働き始めてから、まだ半年も経っていませんが
俗に言う「個人事業主は収入が不安定」ということの意味を、
じわじわ体感として理解して参りました。
 
会社員という、ぬるま湯のような沼にどっぷり浸かって生きていたため、
「毎月決まった時期に決まった金額が振り込まれ、それを見越してお金を使う」
という癖が抜けません(←完全に、自分のせい)。
 
ですが、当たり前ながらフリーランサーには
「毎月決まった時期に決まった金額が振り込まれる」などといった奇蹟は起きません。
ありがたいことに最初の3ヶ月はかなり忙しくさせていただき、
大体の収入を見越しながら生活してきました。
が、6月の半ばくらいから、複数動いていたプロジェクトがサーっと終了し
「あれ、いきなり暇ですけど?」という事態に。
 
会社員やっていた時には、閑散期など訪れようものなら
小躍りして喜び、休みをとって旅行に出掛けていましたが。
フリーランスとなった今、訪れた「暇」がうまく使いこなせません。
 
たかが1週間程度の「暇」が作り出す「不安」。これ、何でしょうね?
 
周りのフリーランサーたちからも、
「必ずアップダウンがあるから」
「それを複数回乗り越えてから、一皮剥けるよ」
なんて言葉はよく聞きます。
 
さて私は、この波を乗り越えて一皮剥ける日が来るのでしょうか。
乞うご期待。

まさかの、開業届が出せていなかった

「会社員辞めて、専門性・肩書きゼロでフリーランスになります」
というタイトルでブログを始めてからすでに半年ほどが経ちました。
ところが先日、ここへきて「開業届が出せていなかった」という事実に直面しました。
 
開業届って、スマホ一つで出せちゃうんですよ!
なーんて豪語していたのですが、ちゃんと完了できていなかったようです。
 
個人事業主の税金対策として、小規模企業共済に加入しようとした際に気がつきました。
開業していることを証明するためにe-taxの受付確認である『メール詳細』が
必要だったのですが、これが、見つからない。
あれ?と思って問い合わせて見ると、はい、できてませんでしたー っていう。
はー、自分のダメダメ具合に、一瞬落ち込みそうになるほど。
 
ま、落ち込んでも意味ないので、仕方なく結局、
郵送で提出することに致しました。
 
・・・が、この後に及んで、さらに。
 
開業届の提出時に「控え」を同封するのを忘れてしまいました。
開業の証明が必要な場合には、開業届の「控え」を同封して税務署に送り
これに受領印を押していただく必要があるんですね。
「控え」がないので、「写し」が新たに必要になります。
 
ということで、現在「写し」を得るための開示請求中です。
最初から税務署に行った方が、絶対早かった。
 
この回を、「自分は無能かもしれないと思う瞬間」の番外編とさせていただきます。
ペーパーワーク、本当に苦手すぎる。
 
どれだけ苦手か、気になる方は(いないか)、以下の投稿もご一読ください。

自分を俯瞰して見るということ

前回の続きで、ジャーナリングアプリ「muute」についてです。
 
一見SNSっぽい作りになっており、
自分だけのデジタル空間に「投稿」した感じになれるんですよね。
なーんか呟きたいけど、SNSに投稿はしたくない。
別に誰かに読まれたり、コメント返されたり、イイネされたいわけでもない。
という気持ちを、自分だけの空間に投稿できる感じ。
 
またしてもnote からの引用ですが、このmuuteのUI/UXデザインには
「繋がりっぱなしの時代に、あえて繋がらない選択肢を」という考え方があるようです。
素敵じゃないですか。
そう、繋がりたくないんだよ!と声を大にして言いたい。
 
そして、自分だけのデジタル空間に呟いた内容は
IG Story みたいな感じで、以下のようにデイリー/ウィークリーの分析をくれます。

minneで表示されるフィードバック minneで表示されるフィードバック

感情と関連事項出してくれるのとか、
「よく使う言葉」も実は無意識だったりするのとか、非常に興味深い。
「自分を俯瞰して見る」ってこういうことか!と納得感あります。
 
しばらく続けてみて、面白い発見があったらまた、共有しますね。

メンタルケア、毎日ちょこちょこ「ジャーナリング」

私も去年から意識的にケアするようになり、オンラインカウンセリングなども試したのですが
日常的に自分の気持ちや体調を記録してAI分析してもらう、という
ジャーナリングアプリ「muute」も、先月から始めてみました。
 
そもそも「ジャーナリング」という言葉すらお初だったので
muuteのnoteもざっと読んでみたのですが、
ジャーナリングとは「書く瞑想」とも言われているようですね。
 
以下、サイトの表記がわかりやすかったので引用しますね。
 
ジャーナリングは、心のセルフケア / マインドフルネス手法のひとつで、頭に思い浮かんだことをありのままに書くことから「書く瞑想」とも言われています。感じていることや思っていることをとにかく書き出すことで気持ちが少し楽になったり、思考が整理されたり、自分をより良く知れる効果があると言われています。ジャーナリングを続けると心身の健康と自己肯定感の向上に繋がることも過去の研究結果から分かっています。
 
フリーランスだからこそ、心身ともに日々のメンテナンスし、「大くずれ」しないことが大事。
と、思っているので、これはすごく良さそうじゃないか?
ということで。
これまた友人からの紹介で、先月から始めたばかりですが
すでに色々発見があって面白いです。
 
自分で書き出すことで整理されるだけではなくAIがフィードバックをくれるので
「あれ、意外と疲れてたんだ」とか、「先週は結構モヤモヤしてたんだな」
と、自分の感情や状況を俯瞰して見ることができる。
自分では気がつかない傾向や、よく使う言葉、平日によくトピックとして出てくるもの、などなど
これまたmuuteのnoteから引用すると「自分では見えていなかった自分を知れる」。
 
グラフやインフォグラフィックで分かりやすく表示してくれるのも、とても良いです。
 
参考までにどんな内容・発見があるか、次回書いてみますね。

メンタルケア、今どき何でもオンライン

前回すこし、「メンタルケア」について書きました。
去年会社員だった時にパニック発作を初めて経験し、
「あ、これは何かしないといけない」と、友人に勧められて試してみたのがCotreeです。
 
一度決めたら、決心からアクションまでが短い私。
翌日にはオンラインで「マッチング診断」を行い
自分の希望に合いそうなカウンセラーさんを見つけ、
45分(5,500円 〜)のビデオ・電話によるカウンセリング(Zoomセッション)の予約をしました。
 
ここまでのプロセスで、すでに以下3点においてCotreeは非常に秀逸です。
 
  • 「自分がカウンセリングに何を求めているのか?」について、冷静に考えことができる
  • 自分の希望・欲求とマッチングしたカウンセラーがお勧めされるので、「相性が全く合わない」リスクがかなり低い
  • 全てのプロセスをオンラインで完結できる安心感
 
さらにこのあと、実際に話したい・相談したい内容を直接カウンセラーに文章で送る、
というステップがあるのですが、これも以下のポイントにおいて、秀逸です。
 
  • 文章に起こす過程で、自分が何を聞きたいと思っているか、あるいは話したいと思っているか。自分の考えや気持ちを整理することができる。
  • 事前にカウンセラーに内容を共有することによって、45分間のセッションを、自己紹介や前提の説明に費やす必要がない = 無駄がなく、効率が非常に良い!
 
ちなみに私に関して言うと、以下のようなポイントでカウンセラーさんをマッチングいただき、
非常に有益な45分を過ごさせていただきました。
 
  • 今回、勝手に「パニック発作である」と自己診断したものは本当にそうだったのか、プロの見地から教えて欲しい(「不安だから話を聞いて欲しい」とかではない)
  • 実際に「パニック発作」であった場合、原因あるいはトリガーになったものは何なのか? 自分で考えられる要因はいくつかあるが、これもプロの見地から検証・要素分解して欲しい
  • 原因/トリガーが日常的にあるものの場合、セルフケアするための具体的なテクニックを知りたい
  • またパニック発作が起こることがある、と想定する場合、自分で兆候を見極めることはできるのか?
 
人によって、求めるものや相談したい内容は全く異なると思います。
私の場合はプロの見地が欲しい内容がかなり具体的に頭に浮かんでいたので
ここまで書き出すことで、自分的にも準備した状態で臨めた気がします。
 
あともう一個、良い点!カウンセリングなのでもちろん、守秘義務は徹底されているとのことですが
Zoomセッションにおいて、必ずしも本名を名乗る必要もありません
私は普通に本名で臨みましたが、これもまた受ける側のハードルを下げてくれる
要素じゃないかな、と思いました。
Cotreeさんのこちらのページに記載されている「cotreeからのお約束」がガチですごいので
良ければ見てみてくださいね。
 
私が実際にどういったアドバイスをいただいたのか、について
ここでは詳しくは書きませんが(人によって対処法などは異なるはずなので)、
客観的な視点で「XXXといった言葉を使うということは、ooooを感じている兆候ですね」と言ってもらったり、
この時のパニック発作に「直接的に関係のあるストレス」「直接的には無関係のストレス」を
冷静に切り分けてもらえたことなど、開眼する思いでした。
自分の気持ちとかストレスとか、ほんとに自分だけで理解するのは大変。
プロの見地に頼るのは、大事なことだな!と思った次第です。
 
ご参考までに。

メンタルケア、してますか?

仕事や働き方にまつわるストレスや不安、といったことをテーマに
何本かブログ書いてきました。
 
そこで突然、質問です。
皆さん、「メンタルケア」ってされていますか?
 
現代人、会社員だろうがフリーランスだろうが専業主婦/夫だろうが、
選択肢や判断基準が多すぎる上に日々変化しまくってて、もうストレスまみれですよねw
「なるべくストレスのない生活を」
「規則正しい生活を心がけて、心身ともに健やかに」
なーんて、言うは易し。
 
具体的に何をやったらいいのか、実は分からないし、
誰に聞けばいいのかも、分からない。
本当は身体と同じくらい精神も疲れているはずだけれど、
身体みたいに肌が荒れたりクマができたりしない、目に見えないからこそ、
自分でも自分のストレス度合なんて分からない。
なんてこと、ないですか?
 
かくいう私も、まさにそうでした。
去年まで「メンタルケアってなんですか」状態で全く何もケアしていなかったのですが
去年(会社員時代)、とあるタイミングで、仕事中でパニック発作を起こしたことがあります。
この件についてはまた機会があれば書こうと思うのですが
本当にそうなる直前まで、「まだ頑張れる」「もうちょいやれる」「あとちょっとやったら休もう」
みたいな感じで、自分で「ヤバい」信号がを正しく認識できていなかった。
で、いきなりミーティング中にパニックアタック
 
その際、友人からお薦めされてお世話になったサービスが
オンラインカウンセリングサービス「Cotree」です。
220人もいるカウンセラーさんの中から、事前の「マッチング診断」をしてもらい
45分しっかり話を聞いてもらい、アドバイスをいただける。
自分で「これがストレスになっているのかな?」と思っていることを
プロに要素分解してもらって「見える化」してもらう、みたいな感覚でした。
なんと気持ちの良いことか!
 
「カウンセリング」って言うと、社会的にまだまだ偏見がある?ハードルが高い?
気がします。
 
でも、身体がしんどいときにマッサージに行く人は結構多いですよね?
なんなら、しんどくなる前から鍼・整体に定期的に通っていたり、
身体メンテナンスのためにヨガやピラティス、ジム通いをする人も、いますよね?
個人的には、カウンセリングやコーチングを受けたりする、瞑想したりするのって、
それと同じかなと、考えています。
メンタルのメンテナンスのために、同じようにプロにお金を払って、調整の期間を入れる。
これって、「心身ともに健やかな生活」を維持するのに、非常に建設的な方法では? と、思うのです。
 
読者の方にもぜひ知っていただきたいので、次回はCotree についてもう少し書きますね。
(広告でもなんでもないです、ただのおすすめw)